歯科医師は、病状の正確な診断と治療計画を立て、必要に応じて外科的な処置を行います。
歯科衛生士は、歯石や汚れの除去、ブラッシングや生活習慣のアドバイス、治療後のメンテナンスを通して、患者さまの毎日をそっと支えます。
一人の力ではなく、チーム全員で患者さまを支える―それが、当院が大切にしている「抜かずに守る」歯周病治療の考え方です。
こんな症状はありませんか?

歯ぐきから血が出る
歯がぐらぐらする
朝起きたとき口の中が
ねばつく
口臭が気になる
ひとつでも当てはまる場合、歯周病が進行している可能性があります。
放置すると、歯を支える骨が溶けてしまうため、早めの治療が大切です。
歯を残すための治療方針

当院では、「歯をできるだけ残すこと」を第一に考えています。
CT検査や歯周ポケットの測定などで、歯ぐきの状態を正確に把握し、再発を防ぐことを重視した治療計画を立てます。
「歯周病=抜歯」ではなく、「守るための治療」が当院の考え方です。
精密な検査で原因を特定します
歯周病の進行度や原因を正確に見極めるため、以下の検査を行います。
「なぜ治らないのか」を明確にすることで、再発のない治療につなげます。

CT検査
歯やあごの骨を立体的に撮影し、骨の吸収状態や炎症の広がりを詳しく確認します。レントゲンでは見えにくい部分まで正確に把握できるため、「どの歯をどのように治療すべきか」を、より精密に分析できるため、精度の高い診査が可能になっています。

歯周ポケット検査
専用の細い器具(プローブ)を使って、歯と歯ぐきのすき間の深さを1本ずつ測定します。この「歯周ポケット」の深さは、歯周病の進行度を示す大切な指標です。
出血の有無や測定結果から、炎症の程度や治療効果を確認し、最適な治療計画を立てます。

口腔内写真撮影
お口の中を定期的に撮影し、治療前後の変化や改善の様子を記録します。
写真を比較することで、患者さまご自身も「歯ぐきの腫れが引いた」「色が健康になった」など、変化を実感しながら治療を続けることができます。

ペリオシグナル(唾液検査)
約5分間ガムを噛むだけで、唾液中のヘモグロビンとLDHを測定し、歯周病のリスクレベル(軽度・中等度・重度)を判定します。痛みを伴わない非侵襲的な検査方法で、定期的なリスク評価による予防的アプローチが可能です。従来の検査と組み合わせることで、より精度の高い診断が実現します。
症状に合わせた治療法
歯周病の進行度に応じて治療内容は変わりますが、どの段階でも、「痛みをできるだけ抑え、抜かずに守る」ことを大切にしています。
歯周病の進行段階に合わせて、最適な方法で治療を行います。

軽度歯周病
歯ぐきが赤く腫れたり、ブラッシング時に出血したりする段階です。
主な治療は、歯の表面や歯と歯ぐきの間に付着した歯石やプラークを取り除くスケーリング(歯石除去)と、歯根の表面をなめらかにして汚れが再付着しにくくするルートプレーニングです。
また、正しいブラッシング指導や生活習慣の見直しを行い、炎症を抑えて健康な歯ぐきを取り戻します。

中等度歯周病
歯を支える骨が徐々に減り始め、歯ぐきの腫れや出血、口臭が目立つ段階です。
この場合は、歯ぐきの奥深くにある感染部分を除去するために、レーザー治療や抗菌療法を併用します。
さらに、歯周ポケットの深い部分をクリーニングし、組織の再付着や歯ぐきの引き締めを促します。必要に応じて、歯のかみ合わせの調整も行います。

重度歯周病
歯を支える骨や歯ぐきが大きく破壊され、歯がぐらつく段階です。
この場合は、歯周外科治療によって感染した組織を除去し、深い歯周ポケットを改善します。
治療後は、定期的なメンテナンスとセルフケアを徹底し、再発防止を図ります。
担当医からのメッセージ

歯周病は、痛みが少ないまま静かに進行していく病気です。そのため、気づいたときには歯を支える骨が大きく失われていることも少なくありません。
「もっと早く来ていればよかった」そんな後悔の声を少しでも減らしたいという思いから、当院ではできるだけ歯を残す治療を大切にしています。
これまでの経験をもとに、歯科医師と歯科衛生士が連携し、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療とケアを行っています。
そして、治療後も再発を防ぐサポートを続け、患者さんの“これからの健康”を共に守っていきたいと考えています。
よくある質問
歯周病は治りますか?
Q進行の程度によっては完全に元に戻すことは難しいですが、炎症を抑え、進行を止めることは可能です。早期の治療が大切です。
通院はどのくらい必要ですか?
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再発を防ぐにはどうすればいいですか?
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初診個別相談
当院では初診個別相談を行っております。
歯に対しての悩みやご要望、又は、他院で治療しているがなかなか良くならないので見てほしいなどのセカンドオピニオンも受け付けております。
歯科医療は、患者さんの「想い」からすべてが始まります。患者さんのご意向を基礎とし、プロとしての考えをミックスさせることで、「心から満足する治療」が初めて生み出されます。
